社長の名刺を作るときにおさえておきたいポイントとは?
2種類の名刺
社長は社外のさまざまな人と交流する場面が多いです。そこで、交流会などの集まりで渡す名刺と、取引先などに渡す名刺の2種類を作成するのがおすすめです。
前者は自己紹介の部分が大きく、単純に会社をアピールするという目的ですので、事業内容や商品・サービスに関する情報を多く入れるとよいでしょう。大勢の人に配るため、質より量を考え、コストは安く抑えてもよいでしょう。
後者は信頼できるクライアントとだったり、取引先との商談の際に渡すものになります、質を高くし、伝えるべき内容を記載することはもちろん、相手に好印象を与えるデザイン、また紙質にもこだわってみましょう。
基本情報以外の情報もしっかり記載する
名刺は自分が何者かを伝わる内容にしなければなりません。氏名・会社名・肩書き・連絡先など、だけ記載した名刺を渡しても、相手に強い印象を与えることは難しいでしょう。
名刺交換でビジネスチャンスにつなげるためには、自社の強みや事業内容、また商品などを紹介したり、キャッチコピーを大きく載せたりすると効果的です。また、趣味など、プライベート情報も入れてみると話題になりやすいので入れてみるのもよいでしょう。
伝えたい肩書きだけを入れる
「協会 理事」など、社外で複数の肩書きを持っているケースがあります。すべて名刺に記載すると、何の仕事に携わっているのかわかりづらいため、社長として伝えたい肩書きだけを入れたほうがよいでしょう。社外の肩書きは裏面にまとめて記載するというのもよいです。
顔写真を入れる
社長は“会社の顔”になる存在です。名前はもちろん、顔も覚えてもらうことが重要です。名刺に社長の顔写真を入れておくと、相手に強い印象を与えることができるでしょう。
実際、顔写真の有り無しで売上が変わるとの調査結果もでています。可能であれば、プロのカメラマンに依頼して良い顔写真を撮ってもらうのもよいでしょう。
名刺入れにもこだわろう
名刺交換を行なう際には、名刺入れの上に乗せて渡すのがビジネスマナーです。ということは名刺入れも相手に見られるので、社長にふさわしい名刺入れにもこだわりたいものです。
名刺入れにはさまざまな種類があります。何にしてよいかわからない場合は革製を選んでおけば大丈夫です。革製は高級感があるので好印象を与えるでしょう。アルミ製の名刺入れは安っぽく見えるため避けておいたほうがよいかもしれません。
あくまで主役は名刺であり、名刺より目立ってはいけません。名刺入れは黒・茶・紺など、落ち着いた色を選ぶことも重要です。